マンションのシステムキッチンにビルトインタイプの食器洗い乾燥機を後付します。
ビルトイン食器洗い乾燥機の規格はどこのメーカーもほぼ一緒で、必ず間口が450(45cm)必要です。
今回のお宅のキッチンはもともとシンク下設置を希望されていましたが、開き戸の幅が380と中途半端な大きさのため断念。
シンク横の引戸スペースが丁度幅が450なので今回はこちらに食器洗い乾燥機をビルトインすることに決定しました。
↑シンク下の収納内部には食洗機を後付するための専用回路コンセントがあらかじめ設置されていました。
↑裏の配管スペースをあけてみるとこちらも食洗機後付用に給水管が分岐されています(赤丸)、親切!
このようにマンションはもともと食器洗い乾燥機がない場合でも後付がスムーズにできるよう用意がされている場合が結構多いです。
ちなみにせっかくの給水分岐ですが、今回は給湯から再分岐しました。
食洗機本体で水を温めて洗うのですが、給湯分岐のほうがすぐお湯が温まるからエコかな、と(注:諸説あります)。
↑引出をすべて引き出すとこんな感じ
↑引き出しの内壁も解体撤去したらこんな感じです。
ちなみに、たまに内壁を隣のユニットと共有していて撤去できない場合場合があるのでご注意。
今回は赤丸のようにとなりのユニットの壁が別途存在したので大丈夫でした。
↑今回は奥行きの関係で食洗機の下はデッドスペースとなるので架台嵩上げ。
↑ぴったり納まりました。キッチンの大きさによっては下のスペースに別途収納ユニットを設けることも可能です。
完成!!
ビルトイン食洗機の後付はキッチンの寸法から配管・配線等の条件が複雑に絡むので、
設置の際は必ず専門業者に現地を確認してもらうことをオススメします。
「うちのキッチンには設置は無理かも…」と思うなかれ、なんとかなるものです。