K様邸造作家具①ロフト互い違い階段
以前弊社で大規模リノベをされたK様邸。
この度完全オーダーでの造作家具を取付させて頂きました。
ボリュームあるので分けて紹介させて頂きます。
まずは第一段、ロフトはしごを収納を兼ねた造作互い違い階段にやり替えしました。
■施工前
古い納屋をリノベしたK様邸。
今回このロフト下をワークスペースに改造します。
当初はこのはしごを避けて壁側に本棚を取り付ける予定でしたが、どうせなら階段状の本棚はどうでしょうか、と提案したところ採用!
収納量・各寸法などK様自ら手書きの図を描いて頂いたので、そちらを元に納まり上の変更を加えて図面を作成。
K様と一緒に仮テーピングしてみました。
既存のはしごと勾配がそう変わらないのが分かるでしょうか。
今回ご紹介する互い違い階段は一段に片足ずつ足を乗せて昇降することで勾配が通常の階段に比べて半分で昇り降りできるという大きな特徴があります。
家具屋さんの工場である程度組立して、着色。
最後に現場で組立てします。
■完成
階段の形状に注目。交互に足をかけて登ります。
板の厚みを増やして耐荷重も100kgぐらいは余裕。
私も登ってみたのですが、見た目の勾配からは考えられないぐらい登りやすいです。
階段下はがっつり収納。
併せてメラミン化粧板貼りのカウンターも設置。
壁掛けテレビと黒の家具コンセントがベストマッチしています。
今後使い勝手に合わせて手摺を検討中です。
あたたかみのある木とオフィス感のあるカウンターがいい感じのロフトスペースとなりました。